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台湾は経済で抱き込め――“ Wikileaks”で明かされた中国の戦略

2010年12月04日

【新唐人2010年12月5日付ニュース】先日、“ Wikileaks”が大量のアメリカの公電を暴露。中国関連の機密情報も少なくありませんでした。例えば、中国は、経済により台湾を抱きこみ、台湾の独立を防いだ後、中国と統一させるなどです。 

Wikileaks”が暴露した文書によると、中国は去年4月、アメリカに対し、台湾が世界保健機関のオブザーバーになることは、広い意味での1つの中国を示し、中台関係の発展に役立つと発言。中国はまた、アメリカの台湾への武器売却、特にF-16戦闘機の売却に反対しました。
 
今回暴露された文書について、台湾の林郁芳(りんいくほう)立法委員によると、台湾関連の文書の数は、世界の第9位で、そのうち100件余りがアメリカから機密扱いにされ、1000件余りが秘密扱いになっていたそうです。
 
台湾に武器を売却しているアメリカは、国防と情報においても、長らく協力関係にありました。さらなる機密情報のもれを防ぐため、アメリカ国務省は、国防総省との情報共有ネットワークを離脱。さらに、重要な外交情報に触れられる政府職員も減らすそうです。
 
このほか、国際刑事警察機構は““ Wikileaks”“の創始者、アサンジ氏を国際指名手配。ただし、今回の暴露とは関係なく、女性2人を強姦した容疑です。アサンジ氏は、容疑を否認し、この暴露事件の後は公の場に姿を見せていません。
 
イギリスの“タイムズ”紙によると、アサンジ氏はイギリス南東部に身を隠しているそうです。
 
上のリンクをクリックすると、このニュースの中国語が見られます。

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